望郷の丘
基本情報
望郷の丘の全景
総面積
全体 | 墓地 | 背後の林野 | その他 |
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350,906㎡ | 51,483㎡ | 235,936㎡ | 63,487㎡ |
主な施設
慰霊塔 |
![]() 高さ15.5m、両翼が23.0mの塔身は素朴で土俗的な趣があり、海外同胞の誇りを表しています。塔の上部には太陽が燦然と輝き、韓国民族の無限の発展と幸運に満ちた前途を照らしています。塔身には故朴正煕(パク・ジョンヒ)元大統領の揮毫で「望郷の丘」と刻まれています。塔の翼の中央には高さ3.5mの魂の昇天を象徴する飛天像が、左側には祖国を離れ故郷を恋しがる望郷の女性像が、右側には国と民族を愛する愛国像が彫刻されており、中央には英霊の魂を慰めるための祭壇石と焼香台が設置されています。この慰霊塔は1976年に在日本大韓民国民団が建てて寄贈しました。
献詩 |
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帰正閣 |
![]() 帰正閣祭礼儀式を行うための117㎡の建物。キリスト教、仏教、儒教など、遺族が希望する宗教儀式に則って祭礼を執り行えるよう、1976年に建てられました。日が暮れると誰もが自分の家に帰るように、人生が終わると必然的に懐かしい祖国の地に帰ってくるという意味で「帰正閣」と名付けられました。 |
遺族待機室 |
![]() 葬儀の前後に遺族の方々がゆっくり休める休憩スペースで、1996年に完成しました |
日本軍慰安婦 被害者追慕碑 |
![]() 日本軍「慰安婦」として辛い人生を送った被害者の方々を慰めたいという気持ちを込めて、その永遠の安息と平和への祈りを表現し、2018年に造成されました。 |
広報館 |
![]() ここを訪れる海外同胞、韓国人、外国人に「望郷の丘」造成の経緯や過程を紹介し、後世には強制徴用の惨状や海外同胞の移住の歴史など、国権を失った痛みや教訓を伝える教育の場となるように、2013年に建設されました。 |
噴水 |
![]() 噴水噴水は、温かい母の懐と母の胎内に宿った赤子の姿をイメージして造られました。これは、望郷の丘が祖国を恋しがって亡くなった海外同胞と日帝強占期に外国に強制動員された被害者の安息の場であることを考慮してのことです。噴水は2016年に完成しました。 |
大韓航空旅客機 攻撃犠牲者慰霊塔 |
![]() 1983年9月1日にサハリン上空でソ連の戦闘機により撃墜された大韓航空旅客機に搭乗し犠牲となった16か国269人の冥福を祈る慰霊塔。高さ26.9m・幅36.0mで、1984年に完成しました。左側には攻撃を糾弾する16人の像が、右側には家族と人類の悲しみを表現する16人の女性の像があり、それぞれ被害者の母国16か国を象徴しています。この塔は大韓航空が管理しており、毎年9月1日に遺族を中心に追慕式が行われます。 |
事務所 |
![]() 国立望郷の丘を管理する職員の事務所です。 |